タイはおいしい食べ物がたくさんあって、元々好きだったものもあれば移住してきてから出会ったものもあり、だいたい最初っから「おいしい!!」って思うんですけど。おいしいタイ料理紹介とか書ききれないし。
中には最初うーん…微妙。
って思いながらも、何度か食べてるうちに「…あれ?おいしい…?…おいしい!!」ってなったものもあるので、いくつかご紹介します。
タイはおいしい食べ物がたくさんあって、元々好きだったものもあれば移住してきてから出会ったものもあり、だいたい最初っから「おいしい!!」って思うんですけど。おいしいタイ料理紹介とか書ききれないし。
中には最初うーん…微妙。
って思いながらも、何度か食べてるうちに「…あれ?おいしい…?…おいしい!!」ってなったものもあるので、いくつかご紹介します。
知る人ぞ知る、タイといえばな飲み物。チャーノムイェン。
チャー(茶)ノム(乳)イェン(冷たい)です。ミルクティー。
タイの街、駅、ショッピングセンターの中、至る所にスタンドのコーヒー屋さんがあります。
バイクでの移動式タイプもありますね。
タイ人の生活にかかせないこのコーヒー屋さん。
お値段も15バーツから25バーツ(45~75円)くらいでお手頃なので、朝から賑わっています。
もちろんコーヒー、そしてココアやミロやシロップから作るジュースなどなどけっこうメニューも豊富。
その中にアイスライムティーやアイスミルクティーがあって、このタイミルクティーにハマる人がけっこういます。
まぁ私もなんですけど。
はじめて飲んだ時の衝撃は忘れませんね。
甘!あっま!!甘ぁ~い!!と思わず某芸人さんばりに叫びだすかと思うほど甘かったです。
作ってるとこを見ると大さじ山盛りの砂糖を入れた上に缶の練乳を3かき入れてました。
3杯じゃないですよ、3かきです。
飲み物3~4杯作ったらひと缶空いちゃう勢いでした。
バンコクではまだそこまで入れてるのを見たことありませんので、田舎クオリティかもしれませんが。
タイミルクティーは自分の知っているミルクティーを想像しながら飲むとなんじゃこりゃああああってなってしまうので、全然違う飲み物だと思って飲むことをおすすめ。
なんだかんだハマッてしょっちゅう飲んでいる私が言うので間違いはないです。(もちろん甘くしないで!って言います)
あれは、ミルクティーであってミルクティーではないです。
そして練乳には依存性があります。
ちなみに最近はその辺のスタンドではほとんど飲まなくなりました。
コーヒーマシーンで抽出してくれるこちら↓のお店がお気に入り。
マシーン使うと紅茶の味がしっかり出るんですよね。
ここはカプチーノにもちゃんとシナモンパウダーのっけてくれるしおすすめですが、よその店舗でカプチーノ頼んだらシナモンかけてくれませんでした。
ないのって聞いたら「ない!」ときっぱり…
これ、タイのカフェ(ちゃんとした店舗のでも)だとけっこう日常茶飯事。
シナモンなしのカプチーノはもはやカフェラテではないの…?
という謎がずっと解けないでいたのですが、ググったら上にのせるあわあわのミルクの量が違うんだそうで、カプチーノの方が多いらしいです。
その分お湯が少ない→コーヒーの味が濃いのがカプチーノ、とのことですが、タイのカフェでちゃんと区別してるのかなァと疑ってます。
(失礼
誰か知ってたら教えてください!!w
タイの国民的食べ物ソムタム。
タイ人ソムタム大好きですよね。
ソムタムソムタム言ってますよね。
次男出産時の帝王切開中の手術室でもみんながソムタム話で盛り上がっていたので、もうタイ人と言えばソムタムのイメージになってしまいましたが、あながち間違っていません多分。
食事としてもおやつとしても親しまれ、タイと言えばなマスト料理、ソムタム。
タイ人が「ソムタムはタイのどこでも食べるし、タイ人はみんな好き。日本でいう納豆だよ。」って言ってたけど、私納豆嫌いだし、ソムタム嫌いなタイ人見たことないからソムタムの勝利!
英語だとパパイヤサラダって書いてあってそんなこじゃれたもんじゃねぇソムタムはソムタムだ!
って思っちゃいますけど、まぁ青パパイヤで作るし合ってるのか?w
日本では知ってたけど食べたことなくて、これも移住後初挑戦。
したものの、一番最初は「うう~~~ん」って思いました。なんかちょっと磯臭いし…どこがおいしいんだこれ…?て思ったんですけど、それもそのはず、頼んでくれた人が私に気を遣って唐辛子なしにしてくれてたんです。
辛くないソムタムはおいしくない。
しょっぱくてちょっと臭いし、なんというかこうなんか、なんか一味足らない!ということに、何度がタイ人の食べてるソムタムをつまみ食いしてるうちに気づきました。
そしてつまみ食いしてるうちに、「あれ…?おいしい…?おいしいなこれ!」となり、今では大好きです。たまに無性に食べたくなります。
さすがはタイ人の愛する国民食。
日本人は口当たりの良いソムタムタイを好んで食べますが、私はタイ人と食べるちょっと臭いソムタムプーパラも好きです。
小さな蟹とパラ(発酵させた魚の汁)が入っていて、クセがあるけどクセにもなる。プーパラもだんだんハマる系だと思います。
ていうか蟹危ないらしいですけどね、寄生虫が。危ないと言いながら食べるタイ人もすごい。
あ、私もかw ちなみにまだ当たったことはありません。
パパイヤの代わりにマンゴーとかきゅうりで作ったり、カノムジーンというそうめんみたいなの入れたりとソムタムもメニューが豊富。
でも好きだったうどん入りのソムタムカオッピヤをバンコクで見かけなくてちょっと淋しいです。
誰かソムタムカオッピヤ食べられるお店とか知ってたら教えてください!!(こればっかり)
こちらもタイ人の国民食と言っていいのではないでしょうか。
タイ風ラーメンと言われてるようですが、個人的にはバミーがラーメンなのでクイッティアオはクイッティアオ。
ていうか有名どこばっかりやないかーいみたいな。全然目新しい料理がなくてすいませんw
クイッティアオも最初「へぇ。」みたいな感想でした。
タイ人がクイッティアオ大好きなのでちょっと期待しすぎたのかもと思いましたが、違うんです。
私最初出てきたクイッティアオをそのまま食べていたんです。調味料をかけずに。
これは大きな間違いでしたね!初心者丸出しです。
タイの食堂行くと色んな調味料がテーブルに鎮座してると思うんですけど、あれ超だいじです。
中でも唐辛子を漬け込んだお酢が大好きで無駄に入れちゃうんですけど、最高ですね。
遅ればせながらなにこれうまーーーーーい!!ってなりました。
唐辛子酢、唐辛子、ナンプラー、あればピーナッツが私のゴールデンレシピ。
タイ人は唐辛子からチリソースから山盛りの砂糖から、ありとあらゆるものを勢いよくブチ込んでスープの色が出てきた時とは全く違う食べ物になってたりしますけど、あれは真似できないです。
「タイ料理は出てきた時はまだ完成していない。自分好みに味付けしてやっと完成する。」
という真理を聞き、なるほどー!!と膝を10回くらい打ちました。心の中で。
プラ―(魚)ケム(しょっぱい)、しょっぱい魚です。魚を塩漬けにして干したもの。
お魚は色んなのがあります。で、これ、名前の通りものすごくしょっぱいです。
「お、しょっぱいな~」じゃなくて「しょっぱ!しょっぱ!!!」ぐらいのしょっぱさです。
間違って普通のお魚を食べるみたいにして食べると塩分過多でおくちの中が大変なことになるしょっぱさです。
秋田生まれ塩分育ちの私ですが、タイに来てしょっぱいの概念を破壊されました。
しょっぱいシリーズでカイ(卵)ケム(しょっぱい)という塩漬けの卵もありますが、こちらもものすごいしょっぱさ。
カイケムはソムタムタイに入れるとめちゃ美味しいので、食べたことない人は是非ソムタム屋さんでカイケムある?って聞いてみてください♪
しょっぱすぎるだろ!!と思ったプラーケムですが、何度か食べるうちに「なんかごはんがすすむやん!なにこれライム絞ったらめっちゃうまいやん!!」になり、今では冷蔵庫に常時ある一品です。一切れでごはん3合くらい食べれるかな!
タイ人おすすめは白米よりジョーク(おかゆ)のお供らしいですが、白米好きすぎてジョーク滅多に食べないので未だに試せてません。
ただ食べるのではなく調味料としてチャーハンや料理に入れるものでもあります。
チャーハンはタイ人が食べてるのつまみ食いしたけど、私は白米とプラーケムの方が好きかな。
ライムも絶対かかせません。
ていうかライム超だいじ。
一切れ30~60バーツ(90~180円)が相場かと思いますが、これでごはん何杯も食べられるので節約にもなりますよ!ww
サイグローッ(ク)はソーセージ、イサーンは私が移住当初住んでいたタイの東北地方のことです。
東北地方の名物料理。豚肉やお米、ニンニク、春雨などが入っていて、作ってからお米を発酵させるのでほど良い酸味があります。
道端にこの屋台があると、ニンニクとお肉の焼けるいいにおいがしてついつい引き寄せられてしまいます。
でもこれもまた最初は「酸っぱい…ソーセージが酸っぱい!なんで~なんかいや~」と受け付けなかった一品。
なのであまり好き好んで食べなかったのですが。
ある日とある屋台で焼いていたサイグローッが美味しそうだったので試しに買ってみたところ、う、うまああああああああい!!と一瞬でトリコに。
ニンニクのかけらがごろっごろ入っててジューシーで、すごい口臭くなるけどうまい!みたいな。
どんな食べ物もそうなんですけど、このサイグローッ(ク)イサーンという食べ物、作る人によって全然違う。
当たり外れが大きいです。
具の量のさじ加減とでもいいましょーか。
お肉やニンニクをケチってると美味しくないし、発酵具合の問題なのかたまに臭いが気になるものも。
私が感動した屋台は残念ながら本場イサーン、ノンカイにあり、あの味を越える屋台にはまだ出会ってないのですが。
ガイヤーン(鶏の炭火焼き)もだけど、イサーンは食材が新鮮だからなのかごはんが美味しかったなぁとしみじみ思います。
それでも新しいオフィス近くのサイグローッ(ク)イサーンはバンコクで食べた中でも美味しくて満足いく味なので通ってます。
一本10バーツ(30円)くらいとお値段もお手頃。豚肉がいっぱい入ってるとこは高いよ!10じゃ買えないよ!
とタイ人は言っていたけれど、私の出会った一番高い屋台で12バーツかな。
だいたい生キャベツと生ショウガ、生唐辛子を付け合わせに付けてくれます。
この生ショウガとの相性がめちゃくちゃいい!
(唐辛子はかじる勇気がないので)
私はいつも付け合わせショウガだけにしてもらってショウガいっぱいで食べます。
サイグローッをかじった後にショウガをかじる。お口に広がるハーモニー、最高ですっ。
タイに来るまでショウガを生でかじったことなかったですが、美味~。
もちろんショウガだけかじったら辛ってなりますけど。
ここに書いたのは私の超個人的見解ですのであしからず。
ですが、初めて食べた時に微妙に感じても、あとあとおいしく感じるものってあるので、タイ料理食べて「うーん」てなっても、是非是非再挑戦してみてください~
何を隠そうナンプラーもパクチーもにおいが苦手だったこの私、どっちも食べてるうちに見事にハマり。
タイはすごいなーと感心します。
好きなものばっかり食べがちだけど、食べたことないものにもどんどん挑戦しましょう皆さん!
タイに住んでる方も住んでない方も。
私もまだまだ未知のものがたくさんなので、ハマる一品探していきたいです。
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この記事を書いた人
2012年よりタイバンコクに移住
桐越舞子
秋田県能代市生まれ。 氷河期世代のフリーター育ち。 日本の生きにくさに嫌気が差しタイ移住を試みた、学歴もまともな職歴もスキルも貯金もない出戻りシングルマザー。 「まずは生活費の安い田舎でタイ語を身に着けて、バンコクで就活する!」を目標にほぼ独学でタイ語を習得。 予想外に現地での結婚・出産・破局と寄り道をしていつの間にやら二児の母になるも、無事バンコクに流れ着き現在は現地採用として働くワーママへ。 社長以外全員タイ人の小さな会社で奮闘する日々。 「海外移住のハードルを下げたい」と、移住した2012年5月にブログ(アオティーサバーイジャイ生活@タイ)を開設。タイ情報をゆるゆる発信中。
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