【人生100年時代の食を楽しむ】熱中症の予防には夏胡瓜でひんやり(丸越・漬物礼賛より)

人生100年時代において、「食」は健康・長寿・美容の観点からも、人生を楽しむという観点からもこだわりたいものです。 体を温めたり冷やしたり、免疫力を高めたり、筋肉を創ったりと健康づくりや体力づくりに不可欠な「食」。 まさに「生きることは食べること」と言えます。 ここでは御漬物に関する様々な情報をお届けする丸越制作フリーペーパー「漬物礼賛」をもとに記事を配信します。 今回のテーマは世界で一番栄養のない野菜と噂されてしまった「胡瓜」です。  
2019/07/01
夏といえば胡瓜

胡瓜が「栄養のない野菜」と言われている主な原因は、ギネス世界記録。

 

確かに胡瓜はギネス世界記録に認定されていますが、「栄養のない野菜」ではなく、「最も熱量が低い(ローカロリーな)果実」として認定されているんです。

 

それがいつしか「栄養のない野菜」に変わってしまったようです。

 

とはいうものの、約95%が水分の胡瓜。

 

一見栄養が無いように思えますが、残りの5%には様々な栄養が含まれています。

 

中でも夏に役立つのがカリウム。夏バテの原因の一つにカリウム不足が挙げられます。

 

胡瓜の豊富な水分とカリウムは、夏の日差しでほてった身体を冷やす効果があり、夏バテや熱中症の予防に一役買ってくれそう。

 

他にもビタミンやミネラルも含まれている胡瓜。決して栄養が無いわけではないんですよ。

 

じっとしていても汗が流れるような暑い夏。冷えた胡瓜で、涼を美味しく楽しみましょう。

「てっぽう漬け」千葉県・成田山の名物

胡瓜の調理方法は様々

千葉県で多くの参詣者が訪れる名所、成田山新勝寺。

 

その成田山のお土産として人気なのがてっぽう漬けです。

 

最初は、成田山新勝寺周辺の旅館や料亭などで提供されていましたが、美味しさが評判を呼び、いつしか参拝のお土産として定着しました。

 

てっぽう漬けに使う瓜として有名なのが、千葉県の特産野菜、はぐら瓜。その名の通り、歯がぐらぐらしている人でも噛みきれるほど柔らかいのが特徴です。

 

このはぐら瓜で作られるてっぽう漬けは、気の遠くなる作業の連続で作られています。

 

まず、瓜を塩漬けにして、中の種を抜き取ります。

 

曲がりくねった瓜が相手なので、とても根気のいる作業。

 

次に、唐辛子を紫蘇で巻き、くり抜いた瓜に一つ一つ丁寧に詰めます。

 

瓜に唐辛子を詰めるこの様子が、鉄砲に火薬を詰める様子に似ているところから、てっぽう漬けの名がついたそうです。詰め終えた後は、真っ白な瓜がべっこう色に染まるまで丹念に漬け込み、ようやくてっぽう漬けが完成します。

 

瓜の歯ごたえ、唐辛子の辛さ、そして紫蘇の風味が相まって、たまらない美味しさ。薄く切り、そのままご飯に乗せてお茶漬けにするのがおすすめです。

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