【人生100年時代の暮らし方】タレント好感度上位100人の「盛る技術」 ①第一印象は、自分でコントロールできるもの

テーマになっている「タレントイメージ調査」、いわゆる好感度調査ですが、この「好感度」について、ちょっと考えてほしいのです。「好感度」って、タレントだけのものではないよな・・・と思いませんか? 私たちだって、人生や仕事の重要部分は他人との接点によって作られています。つまり、相手に好感されないと「うまくいかない。」「損をする。」「使ってもらえない。」、ですよね?私たちも輝きを増し、好感度をアップしなければならないのです。 好感度が仕事や人生をアップ・ダウンさせる。そんなタレントの世界と同じなのです。 2017年以降に50位以内にランキングされているタレントから、タレントではない私たちが好感度を高めるためのヒントを抽出します。
2019/06/04

第一印象は、自分でコントロールできるもの

ジャニーズ、福山、阿部寛・・・、綾瀬、新垣、ローラに深キョン・・・。(敬称略)

 

好感度上位のタレントを見ると、やはり共通して、「イケメン、美女」が多いですよね。

 

「よし!それじゃあ、タレントを見習って、私たちも頑張って美人になりましょう!」 ・・・という結論では、「当たりまえじゃん!」ってなりますよね? この本の意味がありません。美容体操や保湿、もしくはクリニックの案内になってしまいます。

 

でも、1つの事実は変えようがありません。それは、他人からの評価や好感要因が「見た目」に大きく左右されるという事実です。皆さんも経験値として知っていますよね?

 

見た目の良さによってちやほやされたり、ひいき目で見られたり、チャンスがやや多めに到来します。私のような、誰からも“街中スルー”される平均未満顔よりも「イケメン、美女」に好感を抱く人が多いのは人間心理として仕方がないのです。

 

残念なことです・・・、とは簡単に諦めませんよ!先に種明かししますが、ここから文章は逆転していきます。

 

鎌倉時代の随筆家・吉田兼好が書いたとされる『徒然草』、ご存知ですよね? たしか中学生くらいの教科書にも出てきます。

 

「つれづれなるままに・・・」と、無駄に暗記させられる授業に何の意味があったのか・・・。と、今も納得がいかないまま冒頭部分はしっかりと記憶している自分がいます。まあ、何年も前の教育方針をディスっても誰にも響きませんので、先に進めます。

 

その「徒然草」の第一段に次のような文章があるのです。

 

 

『人は、かたち・ありさまのすぐれたらんこそ、

あらまほしかるべけれ』

 

 

現代っぽく訳しますと、「人間って、ルックスや身なりのイケテルことが理想だよね」という感じでしょうか。

 

はい。これで終わってしまうと、またしてもこの本を読む意味が無くなってしまうのですが、さすが「日本三大随筆」!文章には続きがあります。

 

『めでたしと見る人の、

心劣りせらるる本性見えんこそ、口をしかるべけれ。』

 

「いくら美人(素晴らしい人)でも、性格(中身)が悪くて本性まる見えの人はNGですね。」といったところでしょう。いずれも独自の訳し方ですので、そこはご了承ください。

 

とにかく、外見に優れていても人柄や教養がなければならないと、吉田兼好はこの件を締めています。暗記の無意味さは今も残りますが、西暦1332年のいにしえも現在も変わらない、素晴らしき正論です。

大きく頷いた人もいるでしょう。しかし、「性格(中身)」というのは、ある程度付き合ってみなければは分かりません。その意味では、「見た目が全て」ではありませんが、「まずは見た目」ということになります。

 

羽生結弦さん(男性25位)は、2014年ソチオリンピックで金メダルに輝くなど、フィギュアスケートで輝かしい成績を残しています。難易度の高い4回転ジャンプでスケートリンクを舞う姿は、さながら妖精のようでした。

 

羽生さんの魅力をより引き出している要因の1つは「衣装」です。そもそも数あるスポーツの中で、このフィギュアスケートほど衣装を重視する競技は無いでしょうね。

 

美しさも得点に影響するわけですから、こだわって当然です。2016年、プリンスの「Let’s Go Crazy」という楽曲を使用したプログラムでは紫色の衣装で登場しました。

 

世界的認知度のあるプリンスの代表曲「Purple Rain」になぞらえた美的センスがうかがえます。

 

その後の安倍晴明(陰陽師)をテーマにしたプログラム等、あらためて羽生さんの演技を見て感じることは、外見(見た目、印象)というのは、「顔だけではない」ということです。

 

氷上の中央にスタンバイしたとき、「まずは見た目」として入ってくるのは、衣装を着た立ち姿です。

 

石原さとみさん(女性7位)も見た目が高く評価されている女優のひとりです。美しい顔も当然人気の理由なのですが、日本テレビのドラマ『地味に凄い!校閲ガール・河野悦子』では、飲み屋の2階に下宿しているときのラフな服装なども魅力的で、ネットでも多くの反応がありました。

 

ファッション誌の編集室が舞台ということもあり、ドラマに挿入されるファッションセンスも常に目を引くものでした。

 

石原さんは何を着ても可愛らしく見えてしまうのですが、やはり衣装というのは顔の表情と共に、最初に目に入り、深く印象を残すようです。

 

DAIGOさん(男性39位)といえば、「DAI語」とともに、両手を胸の前で組み合わせる「ウィッシュ!」のポーズが思い浮かびますね。

 

海外ではギャングやサタン崇拝のポーズに似ているので嫌う地域もあるようですが、このポーズによって、登場時の数秒で印象を与え、視聴者の記憶に残るほどのインパクトを与えています。

 

新垣結衣さん(女性1位)は、もともと好感度上位ではありましたが、山下智久さん(男性47位)との共演ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』や、星野源さん(男性37位)との共演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(逃げ恥)の大ヒットでさらに注目を集め1位となりました。

 

演技に対する評価だけでなく、主題歌に振付けをした「恋ダンス」が大きな話題となり、印象も強く、「真似したい!」→「来週も観たい!」→「忘れられない!」→「ガッキー可愛い!」となり、ドラマ(ダンス)のイメージが本人への好感度に直接つながりました。

 

このように、顔立ちだけでなく、「衣装」「しぐさ(ポーズ、ダンス)」といったアピールポイントを作り、強い印象を与えることで好感度を高めることもできそうです。とは言え「ウィッシュ・・・」「恋ダンス・・・」など、さすがにTVの演出だからできることでしょう。

 

そのままパクることはできませんね。こういうときは、「そのままパクる」のではなく、「仕組み」だけを取り入れてみることにします。「個性的かつ強い印象を与える」という仕組みです。

 

たとえば、名刺交換など最初の挨拶や帰り際に、両手を合わせて思いっきり感謝するなど、プラスの感情を強めに出すとか(あくまで例ですよ!)。これだけで強い印象が与えられます。引かれて苦笑されたとしても「感謝するのが私の主義なので」と説明すれば、「変だけどいい人だな」、と忘れられないくらいの印象と好感度を得られるかもしれません。

 

やりすぎには注意すべきですが。このように、出来そうな範囲で自分なりのアテンションになるものを探してみてください。いいアクションが見つからなければ、文具やバッグなどの色を統一するとか、考えようがあります。ポイントは「印象を植え付ける」です。

 

そもそも初対面での印象を良くする第一条件は「清潔感」と言われています。

 

清潔感とは必ずしも「美しさ」という意味ではありません。どちらかというと「整っている」という意味であり、相手に対する礼儀や敬意に近いものです。服装や髪型などの清潔感だけは徹底したほうよさそうです。

 

間違えないようにしたいのは、服装も髪型も「カッコつける」、つまり「オシャレ度」の追求ではなく、その場の空気にマッチしているかどうかが重要です。「お会いする人はどういう人か」「きっとこんな感じで、こんな格好をしてくるかな」「こういうの嫌いかな?」と、相手のことを思い浮かべて、そのシーンに適した清潔感ある服装と髪型で出向くことが、第一印象(好感度)アップにつながります。

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