【預金?それとも投資?】両極端の2つを比べること自体が判断ミスを引き起こす!(人生100年時代のお金問題)

「地道に預金していても増えないので、何かに投資したいのですが、どうしたらいいか分かりません。例えば、株やFX、投資信託もそうですし、金やプラチナ、先物取引なんかもあります。不動産運用とかもいいと聞きます。お金を銀行に預けていても今は金利なんてわずかなので、何かやった方がいいと思うのですが。」というご質問を頂きましたので、お答えいたします。
2019/03/26

預金と投資を同じテーブルに乗せること自体が、そもそも間違い

いろいろと切り口があるのですが、まず預金と投資を、同じテーブルに乗せること自体がそもそも間違いです。

 

投資は投げているから、返ってこないかもしれません。原則、投資は元本が保証されない、ということが前提です。

 

一方で預金は、銀行が破綻した場合など万が一無くなる場合もありますが、法律上保障されている範囲があるので、基本的にはなくなりません。

 

という違いがあるので、元来それを同じテーブルに乗せていること自体が間違いなのです。

 

 

もう少し詳しく見ていくなら、リスクとリターンという観点を加えると、その違いがより明確になります。

「ローリスクローリターン」「ハイリスクハイリターン」

今の時代、銀行に預けていても・・・

あなたも、「ローリスクローリターン」や「ハイリスクハイリターン」という言葉を聞いたことがあると思います。

 

ローリスクローリターンというのは、なくなる可能性は低いけれどリターンも少ない。

ハイリスクハイリターンは、減ったり無くなったりする危険性は高いですが、儲かる可能性も同様に高いということを言います。ほぼすべての投資は、概ねこのような関係になっています。当然といえば当然です。

 

 

事例を挙げると、預金は超ローリスク超ローリターンという見方ができます。一方で、先物取引は、一般的にはハイリスクハイリターンと言われています。

大儲けの可能性がある一方で、一瞬で原本を失うどころか、負債まで背負う危険性があるからでしょう。

 

 

このような見方をすると、実は投資というのは、お金を投げて働かせるというよりも、どちらかというと事業経営に近い所があります。

「投資は事業経営に近い」その意味とは?

例えば、何かの製品をつくったり販売したりする事業があるとすると、その製品をどう作って。どうお客様に届けるのがベストかを考えたり、マネージメントするのが経営です。

 

経営者は、材料の仕入れだったり、販促だったり、社員のことだったり、常に何かを判断しています。

 

投資というのは何かに対してお金を投げ(預ける)て、そのお金自身が動く(役に立つ)ことでお金が生まれますが、事業の経営者と同様に、どこにどう投げるという判断することが仕事なのです。

 

つまり、投資家(お金を投げる人)は、判断すること自体が仕事です。実際に自分の体を動かして働くという概念とは大きく異なります。

 

ここに投資の面白さがあります。

例えば株の場合は?

例えば株の場合でいうと、一般的には、自分の努力でどうにかなるということは少ないものとして知られています。しかし、実は努力し目利きの技能を上げていけば、何とかなる分野でもあります。

 

実はしっかり調べていくと、儲かる可能性が高い株というものが存在します。

 

簡単な例でいうと、年度末の3月になったら必ず株価が上がるということを、毎年繰り返している銘柄が一定数あります。

 

季節変動する株です。その場合、3月の前の安い時に買って季節変動で上がったら売り抜けることもできなくはないです。

 

具体的には、株主優待がしっかりついているようなANAのような株ですね。ANAだと、3/31,9/30に株をもっていれば株主優待券がもらえます。

 

株を売ったり買ったりするのではなく、株主優待券がほしいから買うという人が結構います。その影響でその株主優待券がもらえる時期の直前上がります。そろそろ売却しようと思っている人も、せっかくだから株主優待券をもらってから売ろうと思います。

 

なので、3/31、9/30の前に上がり、それを過ぎると、また下がるということになります。

 

このようなことを知っている人は、安く買って高く買うことができます。このような手法を駆使すれば、普通に売買するより、高い確率で勝つことができます。

 

ただそれは、あくまでも予想であって、毎年そうだからといって今年もそうなるとは限りません。なぜなら、あなたもこの記事を読んで、「そうかANAの株を売買してみようかな!?」とそう思ったでしょう?笑

 

他の人も同じように、季節変動があることを徐々に気づいてきますので、そのように考える人が一定数以上になると、例年と同じような動きにならないリスクがあるからです。

別のリスクもご紹介します

また別のリスクを見てみると、ほとんどの市場において、我々個人投資家の影響力というのは、もし何十万円か何百万円の株式を買ったところで、海の中に一滴の水を投入するくらいの影響力しかありません。

 

株は、大口顧客や政府などの動きで変動していきます。先ほどの季節変動のようなこともあるかもしれませんが、それ以上に大きな出来事があれば、それで流されていってしまいます。何かが起きたら、そっちの影響の方が大きいからです。

 

例えば3日間だけ保有して、売却益を狙うとして、株を購入したとします。ところが、この保有している3日の間にリーマンショックのような事件が起き、大幅に下がってしまう恐れがあるのです。

 

そのような市場の、大口顧客や政府の影響による価格変動というリスクを考えると、株以外にもFXもそうですし、投資信託もその影響が大きいです。

 

 

つまり安く買って高く売るという差額益で利益を生み出すモデルの投資では、自分の影響や判断というものを、実績に結び付けて、安定してリターンを出し続けるには、市場の変化に敏感になって常に張り付いているなど、身を守るための努力が必要です。

 

逆に言いますと、そういう努力が出来るなら、勝てる可能性は当然高くなっていきます。

 

もちろん、余程いけるだろうと判断しながらも、予測を外し負けることもあるでしょう。その負けることも含め、勉強しながらやっていくことが安定して勝つ秘訣だと思います。

まとめ

つまり、「何も考えずに投げて放置しておけば必ず儲かる」ようなものは、世の中には無いと考えて差し支えありません。少なくとも一般人に来ることはないです。

 

しっかり勉強することが必須ですね。

 

私の場合はなぜ不動産をやっているかというと、自分の努力と割り切りで、リスクを極小まで落とすことができると同時に、銀行の融資を活用することで、リターンも最大化させることが出来るからです。

 

不動産とは、「不」動産と書きますが、市場の流動性が株などと比べかなり低いです。現金化しようとしたら、数ヶ月~半年はかかるというのが一般的です。

実はここが割り切りポイントの一つです。

 

物件によっては、売り主さんの都合で売り急いでいたり、なんらかの問題があって、非常に安く売っていることがあります。

 

ちなみに、急いで売りたいのは、「相続」や「資金繰り」という理由が多いです。

 

また、なんらかの問題があって、売りに出している場合でも、売り主さんにとって、問題であっても、しっかり賃貸業として知識や実力があれば、全く問題ないことが非常に多いです。

不動産はどんなときに売りに出ている?

例えば、高齢のおじいちゃんが空室が増えてきたので、売りに出しているケースなどですね。適切なリフォームを行い、適切な家賃設定をすれば、全く問題なく満室経営できることが大半です。

 

そして、不動産は相対取引なので、価格交渉ができます。その為、目利きさえできれば市場価格より、数割安く買うことも夢ではありません。

 

安く買えたら、しっかりリフォームをしても、ちゃんと利益が残ります。私の場合はキャッシュフローを目的としてやっているので、安定した家賃収入が手に入ります。

家賃収入は、なぜこんなにも魅力的?

家賃収入を目的とする魅力は、市場が高くなったり安くなったりしても、ほとんど影響がないことです。

 

どんなに土地が上がろうと、家賃は変わらないからです。

 

安定した収入が得ることができるので、銀行返済が滞るリスクも低いですし、目利きや保険など、自分の努力で他のリスクをコントロールできます。

 

つまり、知識と経験さえ積めば、不動産の場合は、実は負ける方が難しいくらいです。

 

私はそこがとても気に入っているポイントです。